2007/5/27に楽屋(中目黒、東京)にて行われた『ケンハモナイトvol.7』は無事終了しました。御来場いただいた皆様、出演していただいた各グループの皆様、場所を提供していただいた楽屋関係者の皆様、どうもありがとうございました。以下、簡単ですがレポートです。雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。 文:坂元一孝、photo:堀内敦彦さん、木村佐斗子さん
出演 フライヤー (新ウィンドウが開きます) |
はもけんさん
夏秋文彦 (鍵ハモ)
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使用された鍵ハモ: |
オープニングアクトはお馴染み(?)ケンハモナイトの前座専門バンド「はもけんさん」(注:旧名称は『ハモケン3』でしたが、数字を英語読みする人が多過ぎたのでひらがな表記に変更)でスタート。今回は「タイトルの頭かお尻に『玉』を必ずつける』というお題目を設定して組曲形式で一曲ずつ書き下ろしました。三人の個性が発揮されつつもなんとなく統一感もあるという、面白いステージになりました。 はもけんさん。左から夏秋氏、坂元、中さん。まずは坂元の曲から 坂元がメロディオンに持ち替えて夏秋氏の曲を演奏 最後に中さんの曲。夏秋氏がバスメロディオンに持ち替え |
ねきねき(鍵ハモ、Vocal)
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使用された鍵ハモ: |
続いてはvol.3以来二度目のケンハモナイト出演となるねきねきさん。キュートでほのぼのとした中にもキメるところはビシッとキメるカッコ良さが印象的。二人のコンビネーションもさすがの一言でした。真っ白に塗装され、独自のマウスピースを使用しているねきねきさんの鍵ハモも彼女同様キュートですね。 ねきねき。左から津村氏、ねきねきさん。 真っ白に塗装した鍵ハモとねきねきさん。 時に可愛く、時に激しく…素晴らしいコンビネーション |
夏秋文彦 (鍵ハモ)
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使用された鍵ハモ: |
夏秋文彦氏は今回須藤かよさんとのデュオユニット『ウストキネ』で登場。鍵ハモデュオで客席の間を縫って登場すると、その後は二人ならではの世界が繰り広げられました。須藤さんはピアノ、鍵ハモ、ヴォーカルと大活躍。夏秋氏の鍵ハモはもはや身体の一部と化したかのように鳴り響きました。 ウストキネ。左から須藤さん、夏秋氏。 夏秋氏。余裕しゃくしゃくで驚愕のプレイ ケンハモナイトということで須藤さんの鍵ハモ演奏もたっぷり |
浜根由香(うた、箏)
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使用された鍵ハモ: |
最後はケンハモナイト初登場のT's color。ずらっと並ぶ和楽器にお客さんも興味津々。でも雅楽律に合わせてカスタマイズした鍵ハモが加わると不思議なくらいサウンドするんです。笙と鍵ハモは親戚であることを裏付けますね。独自のアンビエント・ポップ・サウンドを繰り広げました。 T's color。左から坂元、浜根さん、丸田さん、中田氏。 MCで頭が真っ白になる坂元、それを心配そうに見る丸田さん バスメロディオン使用の新曲も披露 |
全員でセッション 出演者全員&お客さんのみなさん
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全員でのセッション。今回は夏秋氏の「荒幡富士」をチョイス。ケンハモ持参してくれるお客さんもだいぶ増えてきました。中にはヴァイオリンで参加する方も! 今回はお客さんもステージにバンバン上げました
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一年ぶりの東京開催になりました。本当はもう少し短いインターバルでやりたいんですが、諸事情あってなかなかうまくいきません。しかしそれでも、ここ数年で鍵ハモを取り巻く状況は少しずつですが良くなってきているように思います。確実に鍵ハモのネットワークは少しずつであっても拡大していますし、鍵ハモによる音楽を耳にする機会も随分増えたんじゃないでしょうか。嬉しい事です。 情報交換の機会が増えた事で、今後は『鍵ハモを自分の音楽にどう活かしていくか』という方向に進んでいくと思います。一方、まだまだ鍵ハモを使った面白いグループはたくさんあります。ケンハモナイトに遊びにきてくれればわかりますが、同じ楽器を使っていてもこんなにバラエティに富んだライヴイベントはありません。今後もこの調子でたくさんの鍵ハモ仲間を増やし続けていけたらいいなと思います。 最後になりましたが、今回もこれまで同様、たくさんの方々の善意と協力のおかげで実現できました。この場を借りて感謝します。どうもありがとうございました。また一緒に仕事して下さい。 『素晴らしき鍵盤ハーモニカの世界』Webマスター 坂元一孝 |
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