2005/3/30に公園通りクラシックス(渋谷、東京)にて行われた『ケンハモナイトvol.3』は無事終了しました。御来場いただいた皆様、出演していただいた各グループの皆様、場所を提供していただいたクラシックス関係者の皆様、どうもありがとうございました。以下、簡単ですがレポートです。雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。 文:坂元一孝、photo:夏秋裕美さん&夏秋文彦さん
出演 フライヤー (192KB、新ウィンドウが開きます) |
ハモケン3
中浩美 (鍵ハモ)
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使用された鍵ハモ: |
今回はvol.1に出演した三組のグループの鍵ハモ奏者三人による前座バンド『ハモケン3』でスタート。各自一曲ずつ持ち寄っての鍵ハモアンサンブルを披露しました。三人ともオリジナル曲を持ってきたんですが、それぞれの個性が見えたのが興味深かったですね。 ハモケン3。左から夏秋氏、中さん、坂元 三人の個性がそれぞれに発揮されるプログラム
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ねきねき (鍵ハモ, Vocal)
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使用された鍵ハモ: |
続いての登場はケンハモナイト初参加のねきねきさん。ギターとのデュオによる演奏は優しく暖かいものでした。ねきねきさんはヴォーカルも披露、これまた優しい声で聴く人達を和ませてくれ、MCでは関西テイストで笑わせてもくれました。 左から津村氏、ねきねきさん 写真では目立たないがピアニーには小道具が付いてました
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ポール (鍵ハモ、コンピューター)
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使用された鍵ハモ: |
代表的鍵ハモサイトのWebマスターであり、『季刊ケンハモ』編集長であるポールさんが満を持してケンハモナイトに登場。うち込みをベースにしたポップステイストのプログラムを展開してくれました。MCでは圧倒的なキャラクターを存分に発揮し、共演のげれさんとのやり取りはもはや一つの芸の領域に達するほどの面白さ。 ポール氏 Sing, R. Sing!。左からげれさん、ポール氏。
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松田昌 (鍵ハモ)
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使用された鍵ハモ: |
前回に続いて再び松田さんが登場。今回はギタリストをサポートに迎えてのデュオ。しょっぱなからグイグイと吹き倒すプレイに圧倒される凄いステージ。前回披露された数々の超絶技巧テクニックはさらに進化、もはや孤高の領域に踏み込んだかと思わせるほどのものでしたが、生み出される音楽は歌心満載。素晴らしかった! 松田氏 左から山下氏、松田氏
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全員でセッション 出演者全員&お客さんのみなさん
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最後は全員で前回同様『C Jam Blues』を演奏。今回もお客さんを交えてどんどんソロを回していきました。今後もケンハモナイトではこの曲でお客さん、出演者を交えて行おうと思います。 全員でのセッション。写真だとわかりにくいかもしれないけど、みなさん笑顔に満ちてました。 お客さん達も鍵ハモ持ってセッションに参加!
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ポールさんが編集長を務め、僕も連載記事を書かせていただいている鍵ハモ専門誌『季刊ケンハモ』。2005年3月現在、vol.2まで発刊されています。今後vol.4まで発行される予定です。一部\500。これを読めば鍵ハモの事は何でもわかる?! ぜひ御購読してくださいね。
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前回開催から一年以上間を空けてしまった今回のケンハモナイトですが、平日開催(且つサッカー・ワールドカップ予選と同日)にも関わらず、たくさんのお客さんに集まっていただけました。当方の不手際で、鍵ハモ持参の連絡が遅れてしまったんですが、それでもかなりの方々が持参してきてくれたのは、凄く嬉しかったですね。 このイベントではなるだけたくさんの鍵ハモミュージシャンを紹介したいと思っているんですが、もう一度呼びたいグループやアーティストも芋づる式に増えてきていて嬉しい反面、ブッキングがますます大変になってきました。これまでのケンハモナイト出演グループ以外にもまだまだ鍵ハモミュージシャンはいますし、今後の開催方法をどうしていくかが新たな課題となったように思います。 前回も書いていますが、東京以外の街でもケンハモナイトができたらもっと鍵ハモシーンは面白くなるんじゃないかと思います。幸いな事に前回から一年を経て、その下地ができつつあるように思います。諸事情から実現には困難が伴いますが、そのうち全国各地の鍵ハモミュージシャンがライヴで交流できるようになっていけば、より活性化できるんじゃないかなと改めて思いました。 前回同様、今回も名目上は僕が仕切りということになっていますが、たくさんの人達の善意と協力のおかげで実現できました。この場を借りて感謝します。どうもありがとうございました。また一緒に仕事して下さい。 『素晴らしき鍵盤ハーモニカの世界』Webマスター 坂元一孝 |
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