Profile



MUMU (むむ)

 1999年、植村昌弘の呼びかけにより中根信博、坂元一孝の両名が参加、結成。吉祥寺Star Pine's Cafeにて1st Liveを行う(共演はBondage Fruit, デフォルメReunion)。

 「MUMU」は植村の作曲・ディレクションによる作品を演奏するユニットである。



植村昌弘 (Uemura, Masahiro) - Drums

 1967年2月15日生まれ、B型、東京都出身。
 1987年、早稲田大学在学中に「一噌幸弘グループ」に加入、ライヴ活動を始める。1988 年、民謡歌手・伊東多喜雄氏のグループに参加し、バブル崩壊直前の好景気に騙され、道を踏み外す事になる。この頃、邦楽を仙波清彦氏に師事。1990年「はにわオールスターズ」や「はにわ隊」等、仙波清彦氏のプロジェクトに参加する傍ら、純邦楽の舞台にも出演、邦楽の影響を多大に受けることとなる。
 1989年前後より勝井祐二氏、鬼怒無月氏と共に「デフォルメ」というユニットで活動する一方、「渋さ知ラズ」に参加。不破大輔氏、大友良英氏らと共に「テキサス」なるセッションを主宰するなど、東京アンダーグラウンド系のバンドに参加するようになる。以後「大友良英Ground-Zero」「HANIWA」「BASS ARMY」「NOVO-TONO」「Phewユニット」「LOV EJOY」「三橋美香子オニバンド」「三橋美香子と総本山」「MOTOR PSYCHO」「大熊亘 CICALA-MUTA」「HAYAKAWA」「大橋純子バンド」「藤井郷子オーケストラ」など様々なバンド、ユニット、セッションに参加すると同時に、初期の「Bondage Fruits」や、「坪口昌恭ユニット」等、クビになったものも数知れず。また「ASIAN FANTASY ORCHESTRA」の南西アジアツアーや、ドイツ・メールスジャズフェスティヴァル等の海外公演にも参加。 John Zorn氏、Henry Kaizer氏、Eriott Sharp氏、Ned Rosenberg氏、Nick Didkovsky氏ら、海外のミュージシャンとのセッションも行っている。
 2000年春に、山下洋輔氏のピアノ協奏曲のコンサートにパーカッショニストとして参加。初めてフルオーケストラの中でのソロイスト、というものを経験する。更に夏には複数のユニットによる3ヶ月に渡るヨーロッパ・アンダーグラウンド・ツアーを敢行し、海外に行く事に懲り懲りする。
 2001年現在、利己主義的な考え方が災いしてツアーやフェスティバルが嫌いになってしまうという音楽家としては最悪のジレンマに陥りつつも、数年来の念願であったデスメタルバンドを結成する等、マイペースで活動を続ける。

 自身のリーダー的な活動に関しては、1991年、鬼怒無月氏、広瀬淳二氏と共に活動し始めた即興演奏ユニット「鬼怒無月ポン」に、記本一義氏、高良久美子女史をメンバーに加え、自身のユニット「P.O.N.」として活動開始。1995年にはデビューCD「P.O.N.」をリリース、旧東ドイツツアーを行うなど積極的に活動していたが、1999年、余りの情報量と独善的な音楽性と経営によりメンバーが脱退し、惜しまれつつ解散。と同時に今度は従順なメンバーを集め、「可愛い音楽」というコンセプトで新ユニット「MUMU」を結成、やはり、日本で地道に活動するのが一番幸せであると思いつつ、現在に至る。
 また、1996年より、カセットテープレーベル「無印レーベル」を発足(2000年末、IT革命によりメディアをCD-Rに変更)、多方面で顰蹙を買いつつも精力的に独断と偏見に満ちた興味深い個人的な作品をリリースし続けている。最新作は「如月作業」(2002年8月リリース)。



中根信博 (Nakane, Nobuhiro) - Trombone

 1965年3月25日生まれ、O型、東京都出身。
 16歳からトロンボーンを始め、中央大学在学中、トロンボーンを東京フィルハーモニー交響楽団の細洞寛氏に師事。大学卒業後は主にラテンバンドで活動。
 1995年「チューインガム・ウィークエンド」の年末ライヴをサポート、1997年「ザ・カスタネッツ」のLIVE TOUR "PARK"をサポート、1998年「渋さ知らズ」の夏のヨーロッパツアーに参加。
 現在は「Grupo Chevere」「Banda-Mi-Tierra」「Taboo Show」といったラテン・グループ以外にも「渋さ知らズ」「ボサノバ'99」「コルコバード」のジャズ系、「トウキョウチャンプルー」「Peal Mix」「スマートさん」のポップス系、ロックバンドのサポート、ライブ、大型テーマパークでの演奏等、ジャンルを問わない貪欲な演奏活動を展開している。
 また「VIDEO rODEO」「54 NUDE HONEYS」「ディック・リー」といった各アーティストのレコーディング、映画「流れ者図鑑(平野勝之監督)」「グループ魂のでんきまむし(藤田秀行監督)」のサウンドトラックなど、レコーディングにも積極的に参加している。



坂元一孝 (Sakamoto, Kazutaka) - Keyboard

 1969年4月7日生まれ、O型、東京都出身。
 東京芸術大学在学中より現代音楽の作曲を学びつつ、ロック、ポップス、ジャズ、フュージョン、オルタネイティヴなど様々なジャンルに親しむ。
 1994年、大友良英氏のユニット「モスキートペーパー」にゲスト出演したことをきっかけに本格的にライヴ活動のキャリアをスタート。植村氏との出会いはこのときで、P.O.N.Trioにゲスト出演したこともある。この頃「K.S.G.」「Cult Junk Cafe」のメンバーとしても活動していたが、1996年夏に一旦ライヴ活動を停止する。1997年以降再びプレイヤーとしての活動を再開。この頃から邦楽界との接点が増え、1998年夏、邦楽器・雅楽器が主体のグループ「T's Color」に参加。
 現在は「MUMU」のほか、鍵盤ハーモニカを使用した音楽を模索中。細々と作編曲活動もしている。

(文責・坂元一孝)